オンライン家庭教師の授業を受けてみようと思うけど、料金はどうなの?
塾などに比べたら、やっぱり個別指導だから高いのでは?
必要な機材を用意しなければならなかったりして、結局は高くついてしまうのでは?
そんな疑問に、お答えします。
わたしはオンライン家庭教師の絵里子です。
オンライン専業でチューターを始めて、2年近くが経ったところ。
そんなわたしが、オンライン家庭教師が、塾や、家に来てもらう家庭教師よりも、よく考えると、実は安い。
その理由をご説明していきます。
オンライン家庭教師とは
インターネットに接続されたパソコンやタブレットの画面を通して、家庭教師から指導を受けるサービスです。
塾に通うことと比較して、通学のために時間をつかったり、交通費をかけたりすることがなく、家で指導が受けられるから、時間と、お金が倹約できます。
また、塾と比較すると、オンライン家庭教師は個別に指導することになるので、あらかじめ定まった内容の授業を一方的受けるのではなく、お子さまごとに学習計画を立ててきめ細かな指導ができます。
お子さんに合わせた速度で、お子さまに無理なく、受講することができる。
複数の科目を時間を区切って指導するなど、臨機応変に対応してもらえることも大きな特徴です。
家庭教師の先生が家に訪問するとなると、お茶やお菓子を出したり、部屋のかたずけやお掃除したりする必要もありますが、そんな心配がないから、ご家庭での負担もありません。
オンライン家庭教師として登録する先生方から見ても、生徒さんのお宅を訪問するための通勤時間がなく、家で授業ができるため、とても好条件な仕事となっています。
そのため、より多くの優秀な先生が登録をしています。
家に来てもらう家庭教師の場合は、通勤可能な範囲内の先生にお願いすることになるため、北海道にお住まいの方が、東大生の家庭教師を選ぶことはできませんが、それが可能なのが、オンライン家庭教師。
全国の優秀な先生の中から、お子さんにぴったりの先生を探すため、良い先生に出会える可能性は格段に上がります。
そういう意味で、オンライン家庭教師は、同じ授業料で、質の高い先生から指導をしてもらえる、とてもお得なシステムなのです。
授業料について
オンライン家庭教師の授業料体系は二つあります。
月額固定タイプ
コマ制とは?
1月の料金は、「2000円×2回×4週間=16000円」となります。
月額固定タイプ
1カ月の授業料が月額で設定されているものです。
授業動画を配信したり、毎月アプリ内で教材を提供するものがこれにあたります。
会社によって、機材をレンタルしているとこともあれば、専用のものを買い取りする必要がある会社もあります。
料金は、講師の在籍大学や指導歴によって大きく変わりますが、訪問型のる家庭教師と、オンライン家庭教師の比較をしておきます。
コマ制をつかって、具体的にご説明します。
小学生の場合
お子さんの年齢と中学受験の有無で変わってきますが、おおむね低学年で、一般的な予習・復習を中心とする場合は、安く抑えることができます。
高学年になるほど高めに設定されていて、特に6年生になると中学生への準備に入るため、高くなっているところが多くあります。
小学生の授業料の目安(学年 1コマあたりの授業料)
小学生一律 …… 約2,600円
小学1~3年生 …… 約2,650円
小学4~6年生 …… 約2,900円
オンライン家庭教師と訪問型家庭教師の比較
訪問型の家庭教師の授業料の平均……1コマ約5,000円。
オンライン家庭教師に比べて、1.5~2倍ほどの料金となっています。
訪問型の家庭教師の場合は、家庭教師の交通費、お茶、お菓子代等がこれに加算されます。
中学生の相場
中学生は一律料金となっているところが多いようです。
学年別に料金を設定している場合は、学年が1つ上がるごとに1,000~2,000円ほど高くなっているようです。
学年 1コマあたりの授業料
中学生一律 約3,030円
授業料の他に以下の費用がかかります
教材費
管理費
オンライン家庭教師のメリットのひとつは、月謝の安さだと言えます。
多くの優秀な先生の中から、ぴったりの先生を選びだす方法
どんな目的で家庭教師を利用したいのか、それをはっきりさせておくことでそれが可能になります。
予習復習をしたい
苦手科目の指導をしてもらいたい
目的をはっきりさせておくことで、ぴったりの家庭教師を選ぶことが可能になります。
受験を視野に入れて対策をしたい場合は、プロ家庭教師か、受験指導の経験のある大学生教師がいいでしょう。
予習復習をしたい場合は、大学生教師がおすすめです。歳が近いぶん、話しやすく、勉強の内容だけでなく、普段の勉強のやり方を教えてもらうことも大切です。
苦手科目の指導をしてほしい場合は、苦手科目を得意としている大学生講師に、しっかり基本からていねいに教えてもらうといいですね。
目的をしっかりさせて、運営会社に連絡し、多くの先生の中からぴったりの先生を見つけましょう。
何回か体験授業を受けてみることをおすすめします。
必要となる機材について
インターネット環境
オンライン家庭教師はリアルタイムで映像と声のやりとりをする必要がありますので、日常的にYouTubeなどの動画を問題なく視聴できるインターネット環境が必要です。
パソコン タブレット
先生は画面を通して指導を行いますので、パソコン、タブレット、またはスマートフォンが必要になります。
よりよい授業のためには、パソコンがおすすめです。
Webカメラ マイク
先生の指導を受けたり、質問をしたりするため、マイクとスピーカーが必要です。
タブレットやスマートフォン、パソコンにも、これらの機器はついていることがほとんどですが、聞き取りやすいかどうか、相手にうまく伝わるか、事前に確認しておきましょう。
オンライン家庭教師を運営する会社では、音声通話をスムーズにするため、ヘッドセットを貸し出すところもあります。
Webカメラについては、パソコン、タブレットやスマートフォンに付属していることがほどんとですが、もう1台、あると便利です。
1台は、お子さんを。もう1台で、お子さんのノートを写し、先生が指導を行うのがおすすめです。
通信機器は細密です。真正面から、お子さんの考えている表情や手元の文章や計算式をとらえるので、対面授業よりはるかに学習するお子さんに寄り添います。その先生との距離の近さがお子さんの成績に反映します。
Webカメラも貸し出してくれるオンライン家庭教師の運営会社もあります。