家庭教師を利用したいけど、近くにいい先生がいなくて。
部活や習い事に時間をとられ、塾に通う時間がなかなかとれない。
なにかいい方法はないかしら。
今、人気のオンライン家庭教師が、そんな悩みを解決します。
オンラインの予備校は意外に歴史は古く、すでに何年も前からありますが、マンツーマンの家庭教師の世界にもいよいよ入ってきたわけです。
わたしはオンライン家庭教師の絵里子です。
オンライン専業でチューターを始めて、２年近くが経ったところ。
わたしは東京大学の学生時代から、家庭教師のバイトをして現在も副業としてオンライン家庭教師で教えています。かれこれ１０年以上の指導歴になります。
そんなわたしが、オンライン家庭教師についてご説明していきましょう。
オンライン家庭教師とは
ご家庭でインターネット上でパソコンやスマートフォン、タブレットを使って、学習指導を受けられる新しい家庭教師システムです。
家庭教師というと、従来は生徒の家に先生がお訪ねして指導を行っていたのですが、このところのコロナ禍の影響もあり、近年、このオンライン指導システムを採用する家庭教師派遣会社が多く現れてきました。
隣に先生がしっかりついていなくても、成果が出るのかしら
そんな心配をされる方も、いらっしゃることでしょう。
でも、大丈夫です。
オンライン家庭教師では、「表情を確認するカメラ」と「手元のノートを写すカメラ」の２つのカメラと、「マイクとスピーカー」を使うことでその問題を解決します。
通信機器は細密です。真正面からお子さんの考えている表情や、手元の文章や計算式をとらえることで、対面授業よりはるかに学習するお子さんに寄り添います。
その先生との距離の近さがお子さんの成績に反映するのです。
オンライン家庭教師をおすすめする理由〈メリット〉
生徒さんのペースに合わせた指導ができる
苦手科目の克服や、得意教科の先取りから、受験勉強、英検などの検定対策まで、生徒さんの要望に合わせて授業が受けられます。
わからないところは、何度でも質問することができ、わかるまで教えてもらえます。
また、難しいポイントについては、じっくり時間をかけて勉強することができます。
生徒さんが、どのように問題を解こうとしているか、どこで手が止まるか、何をまちがえるか、先生がしっかり見守っているので、的確なアドバイスが即座にでき、「わかる」ようになるまで指導することができます。
生徒の学習レベルや目的に合った学習が可能であるため、無駄なく確実に学力を上げることができます。
優秀な先生を見つけられる
優秀な先生に教えてほしいけど、地方に在住しているのでいい先生が見つからない。
そんな悩みを抱えているご家庭もおありでしょう。
でも、ご心配は無用です。
オンライン家庭教師は、パソコンの画面を通じて指導を行うため、離れた場所にお住まいでも、東大・早慶をはじめとした難関大学に通う学生による授業を受けられます。
これは私ごとで恐縮ですが、アルバイトとしては結構高給な家庭教師。
でも、実際はデメリットもけっこう多いのです。
生徒さんのお宅にお邪魔するのに往復の通勤時間は馬鹿になりません。
時給に換算すれば半分になってしまう場合もあります。 これは私ごとで恐縮ですが、アルバイトとしては結構高給な家庭教師。でも、実際はデメリットもけっこう多いのです。
生徒さんのお宅にお邪魔するのに往復の通勤時間は馬鹿になりません。
時給に換算すれば半分になってしまう場合もあります。
だから、オンライン家庭教師は、とても人気のアルバイト。
こう言ってはなんですが、時間が節約でき、実質的に高給なアルバイトなので、競争も激しく優秀な先生が数多く集まっています。
全国区の優秀な学生がオンライン家庭教師として大勢登録していますから、その中から、生徒さんにあった家庭教師を見つけ出すことは容易です。
また万一先生と合わなかった場合でも、交代をお願いすることも簡単にできます。
とくに地方在住の方で、周辺によい予備校や学習塾がない方には、とてもおすすめのシステムでしょう。
時間を有効に使える
オンライン家庭教師は、訪問式の家庭教師や塾などに比べて時間が有効活用できます。
訪問式の家庭教師の場合は、先生の帰宅時間もありますので、あまり夜の遅い時間の受講はできません。塾なども、おおむね夜１０時頃までには終わってしまうのが一般的です。
ところがオンライン家庭教師は、学校から帰宅して夕食をすませて、夜９時からのスタート、といった時間設定も可能です。
何か用事があって時間を変更したい場合も、事前に打ち合わせておけば、臨機応変に対応してもらえます。
家で授業を受けられるから安心
コロナ禍の昨今、夜遅くまで塾などに通ったり、先生が家にいらっしゃることに、ちょっと不安を覚えていらっしゃる方は多いはず。
オンライン家庭教師は、家で指導が受けられるから、そんな心配もいりません。
特に低学年の生徒さんには、学校から帰り、夕食をすませてから家でゆっくり授業を受けることができるこのシステムは、かなりの負担軽減となっているようです。
オンライン家庭教師と定期的に家で勉強をするため、授業がない日でも、机に向かって勉強する習慣も徐々に身についていきます。
訪問式の家庭教師と比較して費用が抑えられる
訪問型の家庭教師の授業料の平均……1コマ約5,000円。
オンライン家庭教師に比べて、1.5～2倍ほどの料金となっています。
訪問型の家庭教師の場合は、これに家庭教師の交通費や、お茶、お菓子代等の経費もかかります。
親の負担が軽減される
塾に通う場合は、教室までの送り迎え。
家庭教師の先生をお宅に招く場合には、お食事やおやつの用意、部屋の片づけ等、家庭の負担も馬鹿になりません。
その他、家庭教師とのお付き合いも必要となります。
でも、オンライン家庭教師ならさっぱりしたものです。
先生との接触はオンラインでつながっている間だけ。お母さんがいちいち顔出しする必要もありません。
オンライン家庭教師〈デメリット〉
とても便利なシステムですが、デメリットもあります。
それをお話ししておきます。
生徒さんの集中力、緊張感が途切れてしまうことも
オンライン家庭教師はご家庭で、自分の部屋で教師と画面を通して授業を受けるため、生徒さんによっては、なかなか集中できない、緊張感が続かない、といったこともあるようです。
一人で勉強するやる気が必要
オンライン家庭教師は学校や塾のように友達と一緒に授業を受けることがないため、お友だちと競ったり、励まし合ったといったことがありません。そのため、一人で勉強をつづけるやる気が必要になります。
インターネット環境、必要な機材があります
インターネット環境が必要です。
日常的にYouTubeなどの動画を問題なく視聴できていれば大丈夫です。
パソコンやタブレットを、ご家庭で準備する必要があります。
他に、ヘッドセット、ＷＥＢカメラ、カメラを止めるクリップが必要です。この３点については、オンライン家庭教師派遣会社によって違いはありますが、ほとんどの会社が、貸し出しをしています。
パソコンについているカメラ（表情を確認するカメラ）
このお互いの顔を映し出すカメラを使うことにより、互いの表情を確認することができ、画面をとおして対面で授業する場合とほぼ変わらない感覚でやりとりすることができます。
スマートフォン等についているカメラ（手元を移すために使うカメラ）
教師は生徒さんの問題を解いている様子を逐一確認することができます。
これによってどこがわからないのかをすぐに把握することができ、その場で適切に指導することができます。
教師の方でも、手元を生徒さんに見せながら指導することで、問題の説き方など説明するなど、授業をより進めやすくなります。
ヘッドセット（マイクとスピーカー）
授業中、分からないところがあって質問したい場合などでも、スムーズに会話ができるため、支障をきたすことはありません。
先生の指導をうけたり、質問をしたり。些細なことでも、なんでも話し合うことができます。
授業を受けるためには、通信システムを利用します
Zoomやスカイプなどを利用しているところと、「独自のオンライン受講システム」を用意しているところもあります。
通信システムの設定方法、使い方については、オンライン家庭教師派遣会社がしっかりサポートしてくれますので、心配はいりません。
詳しくはこちらを参考に
オンライン家庭教師のやり方
オンライン家庭教師派遣会社の多くは、無料の体験授業を行っています。
気軽に連絡し、一度試してみてはいかがでしょう。